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大西陶器の紹介

大西義浩

陶 歴

昭和33年
徳島県鳴門市大麻町に生まれる
昭和53年
嵯峨美術短期大学卒業
名古屋工業技術試験所修了
栗本達介に師事
4月より家業に従事
平成2年
北島町老人福祉センター講師
平成3年
4月より大谷焼陶業協会会長
平成5年
徳島の陶芸展出展
平成21年
”伝統的工芸品産業功労賞”
四国経済産業局局長表彰受賞
平成22年
”伝統的工芸品産業功労賞”
経済産業大臣表彰受賞

大西直紀

昭和56年
徳島県鳴門市に生まれる
鳴門高校、広島工業大学卒業
平成20年
京都府立陶工高等技術専門校入学
平成21年3月
陶磁器成形科修了
平成22年3月
陶磁器研究科修了
平成22年4月
大西陶器製造所入窯


大西陶器の歴史

 鳴門市の一角静かなる山間に、今尚伝統の炎を燃やし続ける「大谷焼」は今を去る二百有余年前の安永9年(1780年)文右衛門という九州生れの焼き物職人が夫婦、5人連れで、大谷村山田の里にきて、はじめてロクロ細工を披露し、火消壷等の雑器類を焼いたことが始まりです。
当時、阿波の国(徳島県)では、焼き物は極めて、珍しく、その妙技が評判となり、時の12代藩主蜂須賀治昭公の耳まで達し、天明元年藩窯が我が大谷村に築かれ、阿波で始めて染付磁器が焼かれることになりました。
以来、大谷焼きは伝統の炎を燃やし続けながらも幾多の変遷をたどりつつ、土という素材のもつ無限の自由な創造性、神聖な炎との出合に依る斬新な感覚の物を造るべく日々努力しております。
平成15年9月10日付で伝統的工芸品に指定される。